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2021年5月添付文書改訂

■ツムラ小柴胡湯加桔梗石膏エキス顆粒
■コレクチム軟膏0.25%,同0.5%
■リンヴォック錠7.5mg,15mg
■ リンヴォック錠7.5mg,15mg
1. 改訂年月
2021年5月
2. 改訂内容
<追加>[下線部追加改訂]
【効能・効果】
〇関節症性乾癬
3. 解説
★関節リウマチ治療薬のリンヴォック錠(一般名:ウパダシチニブ水和物)の効能効果に、JAK阻害薬として初めて関節症性乾癬が追加されました。

【関節症性乾癬】
関節症性乾癬(乾癬性関節炎)は、皮膚疾患である乾癬に、関節の痛みや腫れの症状を伴う慢性の全身性炎症性疾患です。皮膚、滑膜、腱、腱付着部および骨に症状がみられ、その範囲や程度は多様です。国内における乾癬患者さんは約43万人と推定されています。

【ここがポイント!】
本剤はヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬であり、炎症性サイトカインシグナルの伝達においてとくに重要な役割を持つJAK1を強く阻害することで、TNFαやIL-6の働きを遮断し、炎症性サイトカインの産生を抑制すると考えられています。
本剤は2020年1月に「関節リウマチ」の適応を取得し、今回「関節症性乾癬」が適応追加されました。なお、本剤は2020年10月に中等症から重症のアトピー性皮膚炎の適応追加も承認申請しています。
関節症性乾癬の治療薬としては、関節炎に対してはNSAIDsが第一選択となり、活動性が高い場合はメトトレキサートなどが追加されます。効果不十分の場合は抗TNFα抗体製剤(インフリキシマブ、アダリムマブ等)、さらに抗IL-12/23抗体(ウステキヌマブ)、抗IL-17A抗体(セクキヌマブ等)、抗IL-17受容体A抗体(ブロダルマブ)、経口ホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害剤(アプレミラスト)という選択があります。しかし、未だ過半数の関節症性乾癬患者に対して寛解又は疾患コントロールの目標と考えられる最小疾患活動性を達成できないことがあげられます。今回の適応追加は、機能障害を予防・軽減し、QOLを改善する新たな治療選択肢となることが期待されます。
4. 写真
リンヴォック錠7.5mg
※主に添付文書、医薬品インタビューフォーム、審査報告書を参考に作成いたしました。
※薬の使用にあたっては、必ず処方する医師の指示にしたがってください。
(文責 下平秀夫) 2021年6月

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