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2020年12月添付文書改訂

■オルミエント錠2mg,4mg
■ オルミエント錠2mg,4mg
1. 改訂年月
2020年12月
2. 改訂内容
<追加>[下線部追加改訂]
【効能・効果】
〇アトピー性皮膚炎
3. 解説
★関節リウマチ治療薬のオルミエント錠(一般名バリシチニブ)の効能効果に「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎」が追加されました。

【アトピー性皮膚炎(AD)】
アトピー性皮膚炎(AD)は、増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする慢性炎症性疾患であり、患者の多くはアトピー素因を有しています。特に、中等症から重症のADは強い痒みを特徴とし、明らかな皮膚損傷を引き起こし、重症度が高いほど生活の質(QOL)が低下することが分かっています。ADの治療法は病態に応じて、薬物療法、皮膚の生理学的異常に対する外用療法・スキンケア、悪化因子の検索と対策の3点が基本となっています。本剤は、1日1回投与の日本初の経口JAK阻害剤で、アトピー性皮膚炎の病態形成に関わる代表的なサイトカインのシグナル伝達に関わるJAK1/JAK2を阻害することで、炎症を抑えます。

【ここがポイント!】
アトピー性皮膚炎の薬物療法としては、副腎皮質ステロイド、およびタクロリムスの外用剤(プロトピック軟膏等)が中心となっています。
近年、アトピー性皮膚炎の新しい治療薬が次々と発売されており、今後特に難治例での治療方針が変化していく可能性があります。新薬としては、4/13受容体モノクローナル抗体(デュピクセント皮下注)のシリンジ製剤が2018年4月に発売、ペン製剤が2020年11月に発売されました。また、2020年6月にJAK阻害薬のデルゴシチニブ(コレクチム軟膏)が発売されました。
これまでJAK阻害薬の内服薬は本剤を含めて5剤(ゼルヤンツ錠、オルミエント錠、スマイラフ錠、リンヴォック錠、ジセレカ錠)が発売されていますが、関節リウマチの適応(ゼルヤンツ錠は潰瘍性大腸炎の適応もあり)であり、アトピー性皮膚炎の適応を得たのは本剤のみとなります。(リンヴォックはアトピー性皮膚炎の適応追加を申請中です)
4. 写真
オルミエント錠2mg
※主に添付文書、医薬品インタビューフォーム、審査報告書を参考に作成いたしました。
※薬の使用にあたっては、必ず処方する医師の指示にしたがってください。
(文責 下平秀夫) 2021年3月

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