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2020年11月添付文書改訂
■テリルジー100エリプタ14吸入用,同3…
■ゾフルーザ錠20mg,同顆粒2%分包
■エベレンゾ錠20mg,50mg,100m…
■フォシーガ錠5mg,10mg
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■ エベレンゾ錠20mg,50mg,100mg
1. 改訂年月 |
2020年11月 |
2. 改訂内容 |
<変更> 【効能・効果】[取消線部削除改訂]
透析施行中の腎性貧血 |
3. 解説 |
★エベレンゾ錠(一般名:ロキサデュスタット)は、透析施行中の腎性貧血の効能・効果で2019年9月に承認、同年11月に発売されていましたが、今回、効能・効果が追加され、腎性貧血全般に適応が拡大されました。
【背景】 これまでは腎性貧血の治療にはEPOの補給を行うためにネスプ(一般名:ダルベポエチン アルファ)やミルセラ(一般名:エポエチン ベータ ペゴル)などの赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が投与されてきました。 HIF-PH阻害薬は経口投与の薬剤のため、透析期だけでなく、透析を行っていない(透析と同時にESA製剤を投与できない)保存期CKDの患者さんのQOL改善が期待されていました。
【ここがポイント!】 今回の改訂により、本剤については保存期・透析期にかかわらず腎性貧血患者に使用できるようになりました。なお2020年12月現在において、HIF-PH阻害薬として本剤の他に、ダーブロック錠(一般名:ダプロデュスタット)、エナロイ錠(一般名:エナロデュスタット)、バフセオ錠(一般名:バダデュスタット)が発売、マスーレッド錠(一般名:モリデュスタットナトリウム)が申請中です。(表「腎性貧血に用いるHif-PHD阻害薬(経口薬)」) |
4. 写真 |
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エベレンゾ錠20mg |
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※主に添付文書、医薬品インタビューフォーム、審査報告書を参考に作成いたしました。
※薬の使用にあたっては、必ず処方する医師の指示にしたがってください。
(文責 下平秀夫) 2020年12月
※本ページに掲載している記事および図表等に関する著作権は株式会社ファーミックにあります。
製品写真については、「写真付/服薬指導CD-ROM」(八王子薬剤センター発行)より許諾を得て使用しています。
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