ファーミック

  • インフルエンザに使用する薬剤
  • 薬局における問診票(薬歴カード)
  • 3種のワクチン、2013年4月より定期接種へ
  • 保険薬局での窓口負担について
  • 薬学教育6年制とは
  • OTC薬の新販売制度



  • ■ 薬学教育6年制とは

       化学物質を中心に教育する4年制の薬学教育では、国民が期待する薬剤師は育成できていないと指摘されていました。 そこで、学校教育法、薬剤師法が改正されて、平成18年度からヒューマニズムと参加型の学習、長期実習を含む薬学教育6年制が始まりました。
       学習計画も大幅に変わり、薬学教育モデル・コアカリキュラムに従って学習するようになりました。 これには大きな目標である一般目標(GIO)と、具体的な到達目標(SBO)が示されました。 これにより、学生にとって学習するとどのような成果が期待できるのか明確にわかるようになりました。
       4年制薬学教育では、知識を詰め込む教育が中心で、それに少し技能を加えたような内容でした。 しかし6年制では、知識、技能に加えて、特に「態度」を学ぶことが重要視されています。 態度を学ぶのに従来のシャワー型の学習方法を用いるのは不可能で、新たに「参加型の学習」が必要となりました。 また、評価についても、マークシートで正解番号を塗りつぶすような回答形式では態度は評価できないので、観察記録などを用いた評価が行われるようになりました。
       長期実習については、平成22年度には大学での事前実習5週、薬局実習11週、病院実習11週、合計で約6か月の実務実習が必須科目として開始されます。 これも実際の処方せんに触れ、患者さんのお相手をさせていただくので、究極の参加型学習といえます。 ですから、実習をするための基本的な能力が備わっているかどうかを確認する必要があります。 そこで、4年生の後半にCBT*1OSCE(オスキー)*2という2種類の共用試験をおこないます。
       このように、知識、技能、態度が学部としての目標に到達し、長期実務実習を適正に終了した者こそに、晴れて薬剤師国家試験の受験資格が与えられることになります。
    薬学4年制から6年制へ薬学4年制から6年制へ

      GIO:General Instructional Objective
      SBO:Specific Behavioral Objective
      *1 CBT(Computer Based Testing):コンピュータを用いて無作為に出題した「知識を」問う問題
      *2 OSCE(Objective Structured Clinical Examination):評価者、模擬患者の前で実技を行い「技能」と「態度」を問う問題
    (文責 下平秀夫) 2009年3月


    ※本ページに掲載している記事および図表等に関する著作権は株式会社ファーミックにあります。
    本ページの内容の全部または一部について引用・転載等をおこなう場合は出所を明記してください。

    薬剤師トピックスを閉じる

     Copyright(C) PHARMIC CO.,Ltd. All rights reserved.